J1リーグ第35節、FC東京は11月3日、ホーム味の素スタジアム(調布市西町)に湘南ベルマーレを迎える。
10月の第34節では、ノエビアスタジアム神戸で、現在首位争いをするヴィッセル神戸と対戦。アップ中のアクシデントで急きょ先発出場となった遠藤渓太選手が先制ゴールを決めて起用に応えると、後半54分、荒木遼太郎選手のフリーキックを安斎颯馬選手がヘッドで押し込み追加点を奪った。攻撃を強める神戸だったが、森重真人選手、長友佑都選手を中心とした東京のディフェンス陣を崩せず、試合は0-2、東京は無失点で勝利した。
現在まで5戦負けなしで迎える次節、「味スタ」での今季3勝目を挙げられるか、ファンの期待が高まる。14時キックオフ。
11月3日のホームゲームでは「NO PLANET, NO TOKYO」と題し、同クラブを通して未来を担う子どもたちと共に、社会や地域課題解決の方法を考えるきっかけを創出するイベントを予定する。小学生以下の入場者に、生命のサイクルや自然の調和のイメージをデザインしたキッズTシャツを配布するほか、調布の福祉作業所の手作り製品の販売や、リサイクルショップ・トレジャーファクトリーは来場者の不要になった衣料品やサッカー用品を回収、必要な人にリユースするブースを出展、よしもと芸人によるSDGsや生物多様性が学べるステージなども予定している。
各飲食ブースでは「カレー&デカ盛りフェス」と題し、カレーや大盛りフードを中心としたグルメを揃えるほか、対戦相手の湘南からは、公式クラフトビール「ベルマーレビール」を製造する「サンクトガーレン」が初出店する。多くの東京ファンが訪れた前回6月のアウェー戦で、同ビール945リットルが消費され、過去最高だったとSNS上で話題になった。FC東京が今シーズンから販売を開始したオリジナルクラフトビール「FC TOKYO GOLDEN ALE」と合わせ、今節はビールの消費量でもファンの間で注目されている。同クラブアンバサダー・アマラオさんによる乾杯式も行われる。