
限定1種の日替わり和定食を提供する「ぶーちゃん食堂」(調布市菊野台2 TEL 042-444-8890)が2月26日、柴崎駅南口駅前にオープンした。
2023年、柴崎駅近くにオープンした「もつ焼きぶーちゃん」(菊野台2)を手がける飯島亮介さんが2号店としてオープンした同店。今月16日で2周年を迎えた「もつ焼きぶーちゃん」は、炭火焼きの「やきとん」「もつ煮込み」を看板とし、仕事帰りに立ち寄る客や地元の常連客で連日にぎわい、「この2年間で地域の方にかなり認知してもらえるようになった」と飯島さんは話す。
老舗料亭「なだ万」などの日本料理店で20年近く経験を積み、オープン当初から一緒に働く嘉陽秀明さんが和食料理人として同店のオリジナルメニューを担当。同店からすぐ近くの物件が空いたことから、嘉陽さんが得意とする和食をメインとした定食店を2号店として開いた。
店舗面積は約8坪で、嘉陽さんが一人で切り盛りしやすいカウンターのみ7席を用意。朝一で仕入れた魚をメインに、旬の野菜や日本料理の要素を取り入れ、限定一種の和定食を日替わりで提供する。
メニューは、タイの骨を焼いてかつおだしと一緒にスープにしたメインの「胡麻(ごま)和(あ)え鯛(たい)茶漬け」と、グリーンピースをすりつぶした「青豆豆腐」、クリームチーズと魚のすり身が入った「チーズ玉子(たまご)カステラ」、甘めのかつおだしを使い低温調理した「合鴨(あいがも)ロース、「胡麻酢ゴボウ」、「里芋おかか」、「浅漬け」などの総菜をワンプレートに載せた日替わり定食セット(1,300円)を提供し、日によって「茶わん蒸し」「みそ汁」「吸い物」が付く。
嘉陽さんは「日本料理の要素をふんだんに取り入れ、定食店とはひと味違う、気合の入った『ワンランク上の定食』をたくさんの方に食べてもらいたい」と話し、飯島さんは「嘉陽さんにしか出せない味をぜひ楽しんでいただき、『柴崎駅前の台所』として地域に密着した店を目指したい」と話す。
営業時間は12時~21時。日曜・月曜定休(4月1日から月曜・火曜定休)。