
親子で楽しめる「にぎわい春まつり」が3月30日、調布市「深大にぎわいの里」(調布市深大寺元町1)で開催される。
調布の台所として1962(昭和37)年に開業した同施設。2013(平成25)年には一般利用客にも親しまれる市場を目指して大規模リニューアルを行い、名称を「調布卸売センター」から「深大にぎわいの里 調布卸売センター」に変更。2022年には路面のテナントが全て埋まり、多様な商店が集まる商業施設となった。2023年からは入居する3店が合同で「新春もちつき大会」を開き、施設の一角にバーベキュー場を設置しイベントなども開催し、にぎわいを創出してきた。
2024年9月には、子育て家族と調布市内の事業者をつなぐ活動に取り組む「すくすくぱぁく」が「わいわいフェスタ」を開催。ワークショップ、入居店舗以外の飲食店や物販の出店、ステージパフォーマンス、ゲーム大会などを用意し、多くの来場者でにぎわった。今回、施設を挙げたイベントの開催を模索してきた同施設と「すくすくぱぁく」が協力し、桜の季節に合わせた企画として初めて施設全面を使ったイベントを開催する。
当日は施設内にある駐車場スペースを使い、ワークショップ、飲食、物販など15店が出店。ステージでは、ダンスやバーテンダーのパフォーマンス「フレアショー」などを予定。予約制の「手ぶらでバーベキュー」プランも用意する。同施設に出店するフレンチ総菜店「2Terres(ドゥテール)」は「ソーセージひねり体験教室」を開き、作ったソーセージをバーベキュー場で焼いて食べる。通常営業する施設内の店舗でも、イベント限定メニューなどを用意し「春まつり」を盛り上げる。
イベントを企画した「2Terres」の豊嶋圭介さん、カフェバー「Co-Lab-Garage(コラボガレージ)」の小林建太さん、「すくすくぱぁく」の八幡美貴さんは「多くの人が集まってにぎわい、春を感じられるイベントになれば。またやってほしいという声が聞けたらうれしい」と口をそろえる。
開催時間は10時30分~17時。入場無料。