深大寺に伝わる「だるま踊り」を披露する調布の主婦グループ「だるチャンプロデュース」が7月8日、調布の和雑貨店「和季」(調布市布田1、TEL 042-482-2775)店頭でだるまをモチーフにしたキャラクターグッズの販売を行う。
「七転び八起き(だるまの日)」にちなんで企画した。携帯ストラップの「だるマスコット」「だるマグネット」「だる豆」「だる枕」(以上400円)などを用意。当日は客がリクエストした文字をだるまのおなかに描くサービスも行う。
同グループは、調布市内の主婦らがだるまのキャラクター「だるチャン」を使った商品の企画製作や、イベントなどで「だるま踊り」を披露する活動を展開。商品は鉛筆製作の際に出るおがくずで作られた粘土「もくねんさん」を使い、アイデアを次々に形にしている。「だるチャン手ぬぐい」は反物で仕入れ、オリジナル商品を小ロットで作るなどの工夫も。毎月「4コマだるまんが」も作っている。
「だるま踊り」は昭和40年代に祭りやイベントで張りぼてのだるまをかぶり踊られていたものを、同グループが約30年ぶりに復活させ、「だるま市」や市内外のイベント、福祉施設などで披露している。当日も開店時には「だるま踊り」を披露。手足をぶらぶらさせて回りながら「七転び八起き」を表現するユーモラスな姿で、客や通りすがりの人たちを楽しませた。
同グループ代表の貴山圭子さんは「この活動は5年がたった。今まで何度も転び、やめようと思ったこともあるが、「七転び八起き」の精神に支えられ、今では転ぶことを恐れなくなった。仲間がいるからこそ生まれたアイデアが実現した時の達成感は格別。だるまさんに感謝」と話す。
問い合わせは「だるチャンプロデュース」(TEL 080-5047-6555)まで。