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府中郷土の森博物館で「東日本大震災」プラネタリウム 防災の話と関連展示も

「特別投映 東日本大震災特別番組」を投映する府中市郷土の森博物館プラネタリウム

「特別投映 東日本大震災特別番組」を投映する府中市郷土の森博物館プラネタリウム

 東日本大震災当時の星空と被災者の思いを伝える「特別投映 東日本大震災特別番組」が3月7日・8日、府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)プラネタリウムで行われる。

東日本大震災特別番組関連企画のミニ展示

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 7日に投映する「星空とともに」(45分間)は、被災者が見た星空のエピソードを仙台市天文台がまとめた番組。震災翌年の3月に公開されると大きな反響を呼び、2014(平成26)年から全国のプラネタリウム施設でも投映されるようになった。

 8日の「星よりも、遠くへ」(50分間)は、震災から時がたち変化する被災地や被災者の状況など、前作で伝えきれなかった思いを込めた作品。仙台市天文台がクラウドファンディングで資金を集めて制作し、2018(平成30)年に完成したドキュメンタリー。

 番組投映後、府中消防署災害対策調整担当課長の清水さんが災害対策について5分ほど話をする。同企画担当の塚田さんは「災害対策を専門家から教わることのできる貴重な機会。身の回りの防災について見直すきっかけにしていただければ」と話す。

 プラネタリウムロビーで2日から、東日本大震災に関連したミニ展示を行う予定。「震災から14年目の宮城で復興を問う」を趣旨に集まったHive Miyagiの14人が、昨年11月に訪れた石巻市・女川町で学び感じたことを紹介する。同団体の運営に関わる菊地里帆子さんは「星空とともに」で震災体験を紹介し、その朗読を当時仙台市天文台に勤めていた塚田さんが行った縁がある。

 塚田さんは「仙台で地震を体験したからこそ『忘れてはいけない』と強く感じ、毎年この番組を投映している。番組や展示を見た人が『そういえば備えが足りなかった』と自分事として気づき、行動に移してくれたら」と話す。「日頃の防災準備によって地震が『災害』でなくなり、多くの人が助かると信じて伝え続ける」とも。

 番組は片方のみの観覧もできる。投映開始は両番組とも15時30分。観覧無料(入館料が別途必要)。申し込みは専用サイトで3日まで、先着順で受け付けている。残席があれば、当日9時から館内で整理券を配布する。

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