調布の京王閣競輪場(調布市多摩川4、TEL 042-489-1311)は現在、同競輪場を舞台にした短編競輪小説「京王閣競輪場物語」を公募している。
1回目となる同公募は競輪界初の試みとして、公営競技というギャンブルの枠を超え、幅広く告知することで競輪の認知向上を図ることを目的に企画された。審査員は長友貴樹調布市長、下重暁子JKA会長、作家の白川道さん、遠藤篤子京王閣社長。
募集内容は、武蔵野の自然に囲まれ、目の前には多摩川が流れる同競輪場を舞台に時代性、社会性、娯楽性を兼ね備えた作品で、4,000字以内。賞金は、最優秀賞=10万円(1編)、審査委員特別賞=5万円(2編)、京王閣競輪場賞=2万円(3編)。募集要項はホームページで確認できる。
同実行委員会委員長の小山和茂さんは「競輪が低迷しないように幅広い層の方が競輪場に足を運ぶきっかけとなればうれしい。気軽に応募してほしい」と話す。
締め切りは2月15日。表彰は同競輪場で3月20日に行う。