調布のスイミングクラブ「アクラブ」(調布市国領6)で現在、今年で7回目の年女を迎えたインストラクターが現役を続けて指導を行っている。
同クラブインストラクターの長門景子さんは1927(昭和2)年生まれの83歳。同スイミングクラブで1970(昭和45)年から指導を続け、今年で40年目となる。日本泳法水府流太田派練士の免許も持つ長門さんは兵庫県西宮市出身で女学校の時の指導経験から数えると指導歴が70年を超えるという。現在は同クラブで週2日、初心者から上級者の成人クラスで指導している。
同クラブは1966(昭和41)年設立以来、今年で45周年を迎え、「成人コース」「ベビーコース」「ジュニアコース」「選手コース」「マタニティースイミング」などを用意する。競泳やシンクロナイズドスイミングのオリンピック選手を多数輩出するなど、選手育成にも力を入れる。
長門さんは「クラスにもいろいろな年齢層の方がいるが、皆さんプールにいるときは年齢を感じさせない。自分も水に入っていると気持ちがよく、プール後に医師に診察してもらうと具合が良くなっているといわれるほど。長い指導暦のおかげで、先日、自分が指導していた時は子どもだった生徒が成人して子どもを連れてプールに来た際、 私に会って驚いていた」とうれしそうに話す。
営業時間は、月曜~金曜=10時~18時、土曜=9時~17時30分、日曜=9時~16時。