調布市役所にある「河津桜(カワヅザクラ)」が咲き始め、市民の目を楽しませている。
「河津桜」は「大島桜」と「寒緋桜(かんひざくら)」の自然交配種と推定され、1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜で、濃いピンク色の花が特徴。同所の桜は2005年に市政50周年植樹として同市「緑と花の祭典実行委員会」から寄贈されたもの。
今年の開花は2月1日で、その後3月上旬から下旬並の暖かさが続いたことなどから、一気に三分咲きまで花開いた。見ごろは2月下旬ごろまで。
同市在住の女性は「長年、調布に住んでいるが、この場所に桜の木があることを初めて知った。一足早く春を感じた気分でうれしい」と話していた。