仙川の「カフェ&ギャラリー niwa-coya」(調布市若葉町1、TEL 03-5315-2848)で2月22日から、水沢そらさんの個展「i ram karap te」が開催される。
コルク栓に彩色をして制作したCorky Dolls (コーキードールズ)
北海道・函館生まれの水沢さんは2000年バンタンデザイン研究所ビジュアル学部ポップアート科卒業後、各地のギャラリーで作品展を開催。昨年はArt Book「LE BOOK」の「NY edition」に参加、フランスのeofギャラリーに出展した。今年は5月6日からターナーギャラリー(豊島区)で開催される若手男性作家のグループ展「メタ-少年展」への参加を予定している。
同展ではドローイング作品のほか、コルク栓で制作した人形など大小合わせて約60点を展示。人形は「Corky Dolls(コーキードールズ)」という立体作品で、こけしを現代版にしたような素朴な味わいがある。タイトルの「i ram karap te」はイランカラプテと読み、アイヌの言葉で「こんにちは」を意味する。タイトル表記のように「イ ラン カラプ テ」と区切ると「あなたの心にそっと触れさせてほしい」で、来客をもてなすときに使う言葉になるという。
水沢さんは「今回初めてniwa-coyaさんで展示を行うので、僕のことを知らない人たちに『こんにちは』と伝えたい。作品を通じて『みなさんの心に何かを残せたら』と願いこのタイトルを付けた」と話す。
営業時間は9時~18時。月曜定休。入場無料(食事なしで作品の見学も可)。3月13日まで。