3密を避けて新しい生活様式へ!

東日本大震災から1週間-調布の各店で復興応援のために営業へ

計画停電中も営業する「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」の高橋悠店長(左)と井石さん(右)

計画停電中も営業する「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」の高橋悠店長(左)と井石さん(右)

  • 0

  •  

 3月11日に発生した東日本大震災から1週間がたち、調布市内ではシャッターを閉めた店が多い一方、復興応援のため休まず営業を続ける店も増えている。

 調布で飲食店「スタボン」「調布バル・カベソン」「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」(以上、調布市布田1)を展開する「NATTY SWANKY」は、11日も含めて休まず営業。「キャンドルナイト」で使うろうそくを利用して節電営業を行い、弁当の販売も始めた。同社取締役の井石裕二さんは「今は通常営業を続けることが大事。『飲食店から日本を元気にしたい』という強い思いで営業している。調布でも困っているお客さんから『コンビニに行っても何も売ってなく、食べるものがない。店を開けてくれてありがとう』と感謝された」と話す。

[広告]

 仙川の和陶器店「うつわ」(仙川町1)では、11日の地震で陶器が割れる被害を受けた。今月下旬に予定していた作陶展も破損の恐れがあることから中止に。さらには、窯や作品が壊れるなどの多大な被害を受け、再開のめどが立たずにいる入荷先の窯元もあるが、阪神淡路大震災を経験した京都のガラス作家からは「東京を元気づけるためにも個展を開きましょう。作品は壊れても大丈夫」とエールを込めて連絡があったという。店主の中丸かつ子さんは「中止を覚悟していたガラス展は皆さんの厚意により4月に開けそう。今は大変な時だが、シャッターを閉めてはいけない。売り上げは伸びないが、営業を続けることで街に活気を与え、情報交換の場としても営業する必要がある。みんなが冷静に行動して前を向かなければ」と話す。

 アイリッシュパブ「Kenny’s(ケニーズ)」(布田1)は今月21日まで、義援金のためにチャリティービールを提供。注文したハイネケンたる生ビール(中サイズ=900円)を無料で提供する代わりに義援金箱へ募金をしてもらう仕組みで、日本赤十字社を通して被災地へ届けるという。同募金は16日から開始し、既に約1万円が募金されている。

 ベンリー調布駅店(小島町1)では落ちて飛び散ったガラスの掃除や棚が倒れて扉が開かなくなり外に出られなくなったなど、今までにない内容の依頼が増え、業務に追われているという。

  • はてなブックマークに追加
Stay at Home