調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で4月27日~30日、「アトリエ・エソーレ シャドーボックス作品展2011 灯りの街」が開催される。
シャドーボックスは同じ絵柄のカードを6枚程度使用し、部分的に切り抜いたカードを重ね合わせ、絵を立体的に組み立てるハンドクラフト技法。17世紀ヨーロッパの貴族の間で流行し、その後アメリカに渡り改良された。
同展は、「K’sアートアトリエ・エソーレ」調布教室(布田1)、湘南教室、山形教室のインストラクターと生徒の作品約230点を展示。教室で製作した発表の場として2年に一度開く同展は7回目を迎える。花や風景、人物や動物などさまざまな題材で製作する中、今回はLEDライトとのコラボ作品13作品も用意。プロのエンジニアに依頼したLEDライトは電池ボックスを使い、外灯や灯台、雷などそれぞれの明かりの特徴を再現して動きのある明かりを形にした。
主宰でチーフインストラクターの田中玲子さんは「シャドーボックスは年齢を問わず鑑賞や製作を楽しんでもらえる。今回のLEDを使った作品は節電を生かした展示ができるので多くの方に見に来てほしい。今後も常に新しい試みを取り入れながら表現していきたい」と話す。
開催時間は、27日=12時~19時、28日・29日=10時~19時、30日=10時~18時。入場無料。