調布サレジオ教会(調布市富士見町3、TEL 042-482-3937)で12月14日、クリスマスを祝い「平和を願う音楽のひととき」と題して「第1回調布サレジオクリスマス音楽会」が行われる。
調布サレジオ教会ではこれまでもクリスマスシーズンに聖歌隊によるミサを行ってきたが、今年7月に新聖堂が完成したことでさらに地域に開かれた教会を目指し、地元で活動する音楽愛好家たちによるチャリティーコンサートを開くことになった。
当日は女性コーラスグループ「コーロ・ステラ」による「ジョイフルクリスマスメドレー」の合唱や、バイオリンやチェロによるクリスマス曲の演奏が行われる。また、アルゼンチン出身のギタリストでフォルクローレのライブ活動を行っているアリエル・アッセルボーンさんが、アルゼンチンやブラジルのクリスマスソングも披露する。
コーロ・ステラ代表の木下さんは「手作り音楽会なので気軽に楽しんでいただき、今後も続けることで多くの人に愛されるコンサートにしていきたい。そして、歌を楽しむことのできる平和に感謝するとともに、これからの世界平和を願う機会になるとうれしい」と話す。「最近は海外で大きなテロ事件があり、改めて争いごとの悲しさを実感した。聖書には平和を祈るシャロームという言葉があるが、信者以外の人でもコンサートを楽しむことが平和につながると思う」とも。
同音楽会の収益金は調布市の慈善活動に寄付される。開演は14時(開場13時30分)。入場料は、大人=1,000円、小中学生=500円。