調布・深大寺で8月7日、「夕涼みの会」が開催される。今回で6回目。駄菓子やの屋台やカブトムシの販売、お手玉などの手作り体験ができるほか、浴衣を着て来場すると鬼太郎のポストカードがもらえる特典もある。
会場の1つ、深沙の杜では、輪投げ・ベーゴマなどの昔遊びができる。写真は昨年度の様子(関連画像)
同イベントのきっかけは、東京都の依頼により、地元の調布青年会議所が主体となって2003年に開催した「じんだいフェスタ」。春の桜の時期に「都立神代植物公園」と「深大寺」を中心に、1週間程度開催していたものを、その後、同フェスタの運営メンバー有志で、深大寺地域の良さをもっと多くの方に伝え、活性化することを目的に「じんだいネット」という新しい市民団体を設立。運営の主体を移し、客数の減る夏の時期にイベントをしたいという、そば店などの地元の商店主の意向をくんで開催に至った。
当日は、「インドネシア・バリ島のガムラン演奏と踊り」「ウード演奏&ベリーダンス」、ジャズコンサートが行われるほか、深大寺参道各所での「打ち水」、「振る舞い酒」として日本酒の試飲サービスや販売、深沙の杜では輪投げ・ベーゴマなどの「昔遊び」や「紙芝居」、釈迦堂前では手作り体験なども。
実行委員長の若林裕子さんは「四季折々の豊かな自然、人のぬくもり、人と人のつながりを来場者に感じてもらえるとうれしい。テーマの『なんだか、なつかしい、深大寺の夏』を楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は11時~18時30分。入場無料。荒天中止。詳細はホームページで確認できる。