「キンダー・フィルム・フェスティバル」が8月18日、開幕した。前売り券は2096枚を販売する盛況ぶりで、対象年齢3歳以上の「『きかんしゃトーマス』ライブシネマ」(18日~20日の各日11時~)や、戸田恵子さんが来場するプログラム(19日15時)は完売。
うちわとしても使えるキンダーフィルムのチケット。表面はアニメーション遊びができる(関連画像)
同映画祭は子どもに向けた良質な映画やアニメを紹介するもので、今年で19回目。今月12日・13日の日比谷公会堂(千代田区)での上映を終え、会場を調布に移し21日まで「調布市文化会館たづくり」で開催する。
「キンダー最大の魅力は声優さんによるライブ吹き替え上映。映画館では体験できない臨場感を味わっていただければ」と調布市産業振興課の木村さん。全てのプログラムで吹き替え上映が行われる中で、木村さんの「お薦め」は、21日14時30分からの最終イベント。「アンパンマン」の声優で知られ、同映画祭の実行委員長を務める戸田恵子さんが会場で吹き替えを行う。
会場では、電気通信大学による、デジタル放送の新しい活用方法として「エリアワンセグ」の実証実験も実施。会場内に限り、ワンセグ携帯で上映プログラムや声優体験などのワークショップの様子、来日した監督の会場インタービューの映像などを見ることができる。
チケットはプログラムごとに販売。18日の当日券は、11時と13時(対象年齢5歳以上)の部は販売開始から30分程度で完売。15時(同7歳以上)と18時(同10歳以上)の部は空席が出た。3歳未満は無料、18歳~60歳未満=500円、3歳~18歳未満と60歳以上=100円。各回定員500人。全席指定。会場1階の特設売り場で各プログラムの開始1時間前から販売する。問い合わせは同課(TEL 042-481-7183)まで。