「ニコンサロン bis 新宿」(新宿区西新宿1、TEL 03-3344-0565)で10月4日より、調布の自然のうつろいと人を写した写真展「調布散歩」が開催される。
亡き愛犬「ロッキー」と頻繁に散歩した多摩川と、川で遊んでいた人々(関連画像)
同展で展示する写真は、調布市西つつじヶ丘で理容店「ダンディー」を営む畠山洋二さんが撮りためてきた43枚。畠山さんは1969(昭和44)年、理容店の開業を機に調布に移り住み、15年ほど前から、開発が進む調布で今も残る昔の面影、自然、人を写真に残しておきたい、変わりゆく調布の一瞬をとどめておきたいという思いで撮影。撮影場所は全て5年前に死んだ愛犬「ロッキー」の散歩コースで、「調布の自然の素晴らしさを教えてくれたのも『ロッキー』のおかげ」と畠山さん。
畠山さんは写真愛好家の団体「写団『脈』」に属し、同団体を指導するプロ写真家の大西みつぐさんの強い推薦で同展を開くことになった。理容店を閉めることはできないので何度も断ったが、最後は同団体のメンバーが交代で会場の受け付けをすることで了承したという。
畠山さんは「大西先生と『脈』の仲間の協力で開催することができ感謝している。新宿から電車で20分という近い場所にこんな素晴らしい自然があることを知ってほしい。調布を知らない人はもちろん、調布に住んでいる人も楽しんで見ていただけるはず」と話す。
開催時間は10時30分~18時30分。入場無料。10月10日まで。