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調布駅前で15年の居酒屋「淡菜房」、閉店へ-「1年以内に戻りたい」

「1年以内に調布に戻ってきたい」と話す、丸尾店長(写真右から2番目)とスタッフのみなさま

「1年以内に調布に戻ってきたい」と話す、丸尾店長(写真右から2番目)とスタッフのみなさま

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 調布駅南口、社会福祉協議会前にある居酒屋「淡菜房」(調布市小島町2 TEL 042-488-5228)が閉店することになった。閉店日は10月16日。同店を頻繁に利用するFC東京のサポーターに配慮し、味の素スタジアムで試合を開催する日に合わせた。閉店日には特別な企画も検討している。

調布市役所や社会福祉協議会職員、たづくり利用者に長年愛された「淡菜房」(関連画像)

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 同店は約15年前に開店。さまざまなアイデア料理や、お店の活気ある雰囲気を求めて常連客が増え、今では、近くにある調布市役所や目の前の社会福祉協議会の職員、アフラックの社員や文化会館たづくりの利用者など、幅広い人に利用される人気店となっている。

 閉店になったのは、同店がテナントとして入居しているビルのオーナーの意向。契約期間が満了となり、契約を更新しないことになった。

 同店で、10年前の学生時代からアルバイトとして働き、現在店長を務める丸尾健太郎さんは「調布で長年お世話になり、顔見知りが本当にたくさんできた。閉店を聞き、常連の団体さんが近くで移転先を探すなどもしてくれた。自分も住むこの調布に1年以内に戻って、また店を開きたい」と話す。

 同店を毎月のように利用している40代男性は「『たづくり』での会議の後などで懇親会を開く時に頻繁に利用している。近くで気軽に立ち寄れて、雰囲気のいい、このような店がなくなるのは本当に寂しい」と閉店を惜しむ。

 同店は、昨年末まで姉妹店があった杉並区下井草の店舗を再開し移転。詳しい場所などはホームページで確認できる。

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