同紙は「仙川周辺で継続的に活動している東北支援の紹介」をコンセプトに、震災後から売り上げの一定率を寄付金にしている店や、カット代金で支援物資の購入をしている店を紹介。各店舗で使える特典クーポンも付く。
他にも、調布市社会福祉協議会が実施した「調布・岩手県遠野市 復興支援バスツアー」に参加した学生のリポートや、「仙川で東北の『ばっぱ』とお話しする会」の報告、震災をテーマにした4コマ漫画も掲載する。
発行人で同プロジェクト代表の小森さんは「震災から8カ月たち、テレビや新聞で震災に関する情報の取り扱いが小さくなってしまったと感じる。地元・仙川にも地道な活動を続けている人たちが多くいることを知り、震災について今一度考えるきっかけになってもらえれば」と話す。
体裁はA5サイズ、4ページ。500部発行。今後も継続的な発行を予定。同プロジェクトに参加する「スパイス&ベーグル カフェ pan no me(パンノメ)」「カフェ・ヴァニエール」「アールイー・カイロプラクティック」(以上、仙川町1)、「LAPIS(ラピス)復興支援プロジェクト」を行っている「LAPISビューティーサロン」(世田谷区上祖師谷5)などに置く。