調布市観光案内所ぬくもりステーション(調布市布田1)と宮城県石巻市の商店街で2月25日~3月9日、「AKT46 調布・石巻」が開催される。調布と石巻の同時開催で双方の特産品も販売。3月3日・4日にはB-1グランプリ6位の「石巻焼きそば」など、ご当地グルメの販売や「かきめし」の無料配布なども行われる。
「AKT46」は「ALL JAPAN 絆(KIZUNA) TOWN」の略で、主催する石巻市の第3セクター「街づくりまんぼう」が「全国“46”都道府県商店街と連携し、新しい『人・モノ・情報』の地域間交流を図る」という目的から名付けられたもの。2月10日からは千葉県稲毛市の商店街などでも開催されており、東京では初。
期間中、市内協力店で、復興支援の一環として現在販売されている「石ノ森萬画館」グッズなどに加え、宮城県の日本酒や海産物の販売も行う。3日・4日には同観光案内所近隣で、「石巻焼きそば」「いしのまきホルモン」のご当地グルメを実演販売するほか、同館のキャラクター「シージェッター海斗」の握手会や撮影会も行われる。
3日のみ、布多天神社で宮城県産のカキを使った「かきめし」を無料配布(先着100人)するほか、甘酒をチャリティー販売。17時~19時には「灯籠コンサート」として、石巻市の子どもたちが制作した「マンガ灯籠」1000個をともし、バンドネオンの演奏も披露する。
一方、石巻会場では調布の特産品と鬼太郎グッズなどを販売。調布市内にある映像制作会社「白組」がCGを担当した「friends もののけ島のナキ」も26日に上映予定。
両会場にはライブカメラと大型テレビが用意され、市民の交流も予定している。
共催する「調布から!復興支援プロジェクト」で事務局長を務める鈴木さんは「震災から1年近く経過しているが、その被害にまだ苦しんでいる石巻市の状況を見て『何かしなくては』という気になった。他の団体の協力も頂きながら、石巻の人には少しでも元気を送り、調布の人にはこれからも復興に向けて支援が必要であることを感じてもらえれば」と話す。
開催時間は各店舗により異なる。詳しくはホームページで確認できる。