出産後、復職前の女性に向け、授乳に関する考え方を教える「復職前おっぱい講座」が3月12日、調布市文化会館たづくり(調布市小島町2、TEL 042-441-6111)で開催される。
調布市在住のアーユルヴェーダ・セラピストで、「働くママと赤ちゃんのおっぱいセラピー~ことはじめとしまいかた~」(書肆侃侃房)の著者、生藤尚代さんが2007年から行っている同講座。対象は妊娠中、または復職を控え母乳育児を行っている女性で、断乳・授乳継続のメリット・デメリット、美乳のためのセルフケアを中心に学ぶ内容。
同講座は、都内近郊の保育園・児童館・派遣会社の女性スタッフ向けに行っており、同市内での開催は今回が初めて。開催を企画したのは、市内在住のフルート奏者でイベント企画なども手掛けている原嶋由紀さん。4年前に同講座を受講した原嶋さんは、自身も仕事をしながら娘2人の母乳育児を経験したことから「サポートしてくれる人の必要性や知識を広める必要がある」と、昨年秋ごろより開催に向け準備してきた。
原嶋さんは「復職を前にやめたい人もいれば、続けたい人もいる。断乳を勧められたり、継続授乳が子どものためには良い、とも耳にした。問題は、ママが何を選択するのか。その、選択をするために知っていてほしいことや、セルフケアを伝える講座。卒乳について悩んでいる人、妊婦さんやプレマタニティ、復職はまだ、という方にもお越しいただければ」と話す。
開催時間は10時30分~12時30分ごろ。参加費は2,500円。保育(1歳~、事前申し込みが必要)=2,000円。同講座修了後、午後からは生藤さんが行う「美乳ケア」(20分=1,500円)のほか、ボディーケア4種や、管理栄養士の無料相談を用意する「ママのためのリラックスプチイベント」も開く。詳しくはホームページで確認できる。