調布市グリーンホール大ホール(調布市小島町2)で4月13日、「第21回日本映画批評家大賞」が開催された。
当日は、三浦友和さんや西田敏行さん、北大路欣也さん、蟹江敬三さん、山本陽子さん、宮本信子さん、前田敦子さん、剛力彩芽さんなどが出席。それぞれ受賞の喜びや、調布にある日活撮影所での思い出などを語り、満員となった、定員1300人の会場は大きな拍手で包まれた。
「カルテット!」で初の映画賞受賞となった剛力さんは涙を浮かべ「演技、芝居でみなさんを元気づけられたら。受賞は(撮影場所だった)浦安のみなさん、スタッフのみなさんのおかげ」と話した。春場所で十両優勝をした調布市初の関取「皇風」もかけつけ、前田さんにトロフィーを手渡した。前田さんは「人生初の映画は(調布の)日活撮影所で撮影した。調布で受賞できてうれしい。多くのことを吸収して、後悔しないように生きたい」と話した。
4月16日より調布市で予定していた受賞作品の記念上映会は「黒部の太陽」以外は中止となった。