調布・神代植物公園で「春のバラフェスタ」-香り高い朝に限定営業も

神代植物公園のばら園(大温室側)。老大株や原種バラなど409品種・約5200株を栽培する。

神代植物公園のばら園(大温室側)。老大株や原種バラなど409品種・約5200株を栽培する。

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 都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で5月12日から、香り高い朝のバラやライトアップされた幻想的な庭園が楽しめる「春のバラフェスタ」が開催される。

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 同園の「ばら園」は、都内最大規模の敷地に老大株や原種バラなど409品種・約5200株を栽培し、2009年に世界バラ会連合優秀庭園賞を受賞している。

 朝はバラの花の香りが強くなることから、土曜・日曜は8時から「早朝開園」し、夜も営業時間を20時まで延長(入園は19時まで)しライトアップする。日曜の朝は香料分析のエキスパートによる「香りのモーニングツアー」(各回20人・事前申込制)を、14時と17時にはテラスで「ばら園コンサート」を開く。20日午後は、NPO「バラ文化研究所」の野村和子さんによる講演会「バラを楽しむ」を開催(当日先着50人)。

 期間中は、ボランティアによる「ばら園ガイドツアー」(20日まで)や、武蔵野バラ会による「春のバラ展」(22日~27日)を行う。敷地内ではバラにちなんだ小物を販売する「ロゼマルシェ」や、バラを見ながら飲食ができる「バラのカフェテラス」も営業。

 同園担当者は「ここには多種類のバラが栽培されていて、ロサンゼルスから来たバラもある。ただ美しいでだけではなく、歴史のあるばら園を楽しんでほしい」と話す。

 開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(期間中は休まず開園)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。今月27日まで。

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