調布・深大寺で「お田植えの儀」-収穫米は「縁結びのお守り」に

調布の深大寺で行われた「お田植えの儀」。早乙女役が田植えをする様子。

調布の深大寺で行われた「お田植えの儀」。早乙女役が田植えをする様子。

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 調布の深大寺(調布市深大寺元町5、TEL 042-486-5511)で5月28日、木島平米の「お田植えの儀」が行われた。

調布の深大寺境内を練り歩く早乙女たち

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「お田植えの儀」は2010年に同市と長野県木島平村の姉妹都市盟約25周年を記念して行われ、今年で3回目。深沙大王という神にまつわる縁結びの物語を記した縁起絵巻が残されていることから「縁結びの寺」と呼ばれ、同寺で育て収穫した米は「縁結び開運御守り」として納められる。

 当日は見物客が見守る中、同寺の張堂完俊住職や同村の芳川修二村長、公募で集まった同市と同村の早乙女7人が鮮やかな衣装を着て交流田に田植えをした。PRも兼ねて自宅で苗を育ててもらおうと、一般参加した市民などに早乙女から苗が配られた。

 張堂住職は「ここで収穫したお米のお守りは『ぜひ実りますように』という意味を込めている。いろいろな良いご縁が実るので、今年も楽しみにしてほしい」と話す。また、早乙女役を務めた調布市在住の女性は「普段できない経験ができて楽しかった。お守りを楽しみにしている」と笑顔を見せた。

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