京王電鉄(東京都多摩市)は4月14日、開業100周年の記念事業として、記念入場券を発売する。
1913(大正2)年4月15日に、同社の前身となる京王電気軌道が笹塚~調布駅間で電車の運行を開始してから100周年を迎えることを記念して発売。今月14日に発売される記念入場券は、1930(昭和5)年ごろ四谷新宿駅と府中駅で発売された、A型硬券に赤い線が入った当時のものをモチーフに、現在の仕様にアレンジ。京王線・井の頭線各駅で、それぞれ1000枚限定で発売する。
ほかに、スタンプラリーを15日から展開。4月から6月は笹塚駅と調布駅にスタンプを置き、12月まで2~3カ月ごとにスタンプ設置駅を変え、全部で10駅中、6駅のスタンプを集めると100周年記念クリアファイルを進呈するほか、Wチャンスとして100周年記念ピンズや京王線全69駅の記念入場券セットに応募できるはがきも進呈する。スタンプノートは京王線各駅で配布する。
スタンプラリー開催を記念して、4月8日~5月12日には、京王線2編成、井の頭線1編成で、京王の歴史と時代を紹介するデザインをあしらった電車やバス車両「アドギャラリー号」を運行する。詳しくはホームページで確認できる。