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調布・せんがわ劇場で「浦島太郎」基に創作劇-復興支援団体へ寄付も

「Taro Urashima」稽古の様子。劇団「たまごやきしあた~」代表の児玉寛人さん(右)。

「Taro Urashima」稽古の様子。劇団「たまごやきしあた~」代表の児玉寛人さん(右)。

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 調布のせんがわ劇場(調布市仙川町1)で4月20日・21日、劇団「たまごやきしあた~」による「Taro Urashima」が上演される。

「Taro Urashima」稽古の様子

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 同劇団はエンターテインメントを通じた新しい形のボランティア活動を目的に昨年設立。代表の児玉寛人さんは2010年から清掃ボランティア活動を開始し、子ども向けのボランティアイベントや東日本大震災の被災地との交流活動などを行っている。現在5人の劇団員が所属する。

 同公演は昔話「浦島太郎」を基軸に、ダンスや歌、マジックなどを盛り込んだ創作劇。無欲な青年「浦島太郎」が亀に出会い、何も分からないまま世紀の大発明に携わり、人類に大きな影響を及ぼすと同時に、太郎にさまざまな変化を与えていくという内容。演出は日本演劇教育連盟会長の正嘉昭さんが務める。

 チケットは2,000円。うち1,000円を、同公演で共演し被災地で「紙芝居復興支援活動」を行う中谷奈津江さん運営の団体「紙芝居師なっちゃんの『紙芝居で皆と笑顔を』プロジェクト」や震災の復興支援を行うボランティア団体「調布から!復興支援プロジェクト」へ全額寄付する。

 児玉さんは「時を越えて多くの方に慣れ親しまれてきた浦島太郎。しかし、今度の亀は太郎をまたひと味違った竜宮城へ案内する。どこでどう道を間違えてしまったのか。ロックな音楽に歌や踊りで新しい『Taro Urashima』を演出するので、ぜひ見てほしい」と話す。

 開演時間は、20日=14時~・19時~、21日=13時~・16時~。チケットは日時指定で全席自由。料金は2,000円。チケット購入はアイテックエンジニアリング(TEL 0120-55-8644、メール i-tec@live.jp)まで。

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