電気通信大学キャンパス(調布市調布ヶ丘1)で3月25日、調布市内の事業者や事業の後継者である20~30代の経営者が集まって組織された「調布青年経済人会議実行委員会」の主催で「調布青年経済人会議2009~語ろう!地元のお土産 in Chofu~」が開催された。
両団体が協力して調布の経済を盛り立てる目的で企画された同会議。今年は「調布のお土産」をテーマに行われた。市民が贈り物として使ったり、観光客が購入するのにふさわしい土産について、具体的な商品を吟味しながら意見を出し合った。
会議では、推薦された10商品についてそれぞれのプレゼンターが特徴やアピールポイントを説明した後、実行委員以外の参加者約40人が7つのグループに分かれてテーブルディスカッションを行った。
推薦された商品のうち、深大寺の参拝者が食べるそばを素材にした「あめや」(深大寺元町5)の「そば大福」や、商品名に調布がついている「和菓子処 今木屋」(西つつじヶ丘3)の「お米すうぃ~つ調布米」は、市外の人にもわかりやすいと好評。人気洋菓子店「スリジェ」(小島町1)の「ドゥミセック」や、テレビ番組で全国放送された「亀乃子本舗」(国領4)の「生ダ!!どら焼」は、相手に喜ばれるという意見が多かった。また、味の素スタジアムで販売されているFC東京の選手カードが同封された「中島製菓」(下石原2)の「バモスせんべい」や、調布ゆかりの武者小路実篤の絵がモチーフになっている「和菓子 藤屋」(仙川1)の「かぼちゃ菓子」、調布の地名の由来が伝わる「松月堂」(小島町1)の「たづくり最中」は、個性的であると話題に。そのほか、「鬼太郎茶屋 深大寺店」(深大寺元町5)の「目玉おやじの棒付き飴(キャンデー)」や、「パティスリー・シャトン」(仙川1)の「フロマージュ」、「セティボン?Tokyo」(仙川1)の「バームクーヘン」が紹介された。
同会議の担当者は「今回推薦された商品を中心にしながら、さらに調布の土産を広くアピールしていきたい」と話す。