調布の布多天神社(調布市調布ヶ丘1)で12月1日、ライトアップイベント「布多天神社あかり計画」が開催される。
同イベントは、調布の「光環境に特色ある魅力的なまちづくり」を実現していくための第一歩としてスタートし、今回が3回目。調布キャンドルナイト実行委員会が主催する。「闇に浮かぶ境内で、光で届けるみんなの想い」をテーマに、いつもとは違う特別な気持ちで同神社を参拝してもらおうと企画し、約300個のキャンドルとLED照明器具23台を使い本殿や鳥居を照らし出す。
今年は新たな試みとして「行灯(あんどん)デザイン展」も用意。「妖怪」をテーマに事前公募したあんどんを本殿前に展示する。また、当日のライトアップ前には調布一樹会が主催となり、「布多天神社つくる市」を開催。布小物やアクセサリー、木工品、陶芸品などのハンドメード作品を中心にした約50店が出店する。
同実行委員会代表で照明デザイナーの矢野大輔さんは「街のきらびやかなイルミネーションとは違う温かなキャンドルの明かりとLEDで照らされたいつもとはちょっと違う布多天神社をぜひ体感してほしい。明かりによってそこにある魅力を再発見できることを伝えたい」と話す。
開催時間は、布多天神社つくる市=9時~19時、照明点灯=日没~19時。雨天中止。