狛江市中央公民館(狛江市和泉本町1)で3月23日、「第11回 外国人による日本語スピーチ大会」が行われる。主催は狛江市国際交流協会。
同協会は同市で開催する「初釜のつどい」「多摩川いかだレース」「狛江市民まつり」などのイベントに市内外の異国籍の人々を招き、文化体験を通じた交流の場を提供する活動を続け、今年で18年目を迎える。
同大会は、日本に在住する外国人が日本語で自由にスピーチするコンテスト。審査員約7人が、テーマや表現力、分かりやすさなどの項目別に10点満点で採点し平均値を競う。語学力の高さだけではなく、聴衆の心にどれだけ響いたかも審査の対象となり、最優秀賞、協会長賞、実行委員長賞などを表彰する。大会終了後には交流パーティーも用意する。
昨年は10カ国、17人が出場。過去の大会では10歳の小学生が出場し、「1/2成人になった私」をテーマに、成人を迎えるまでの10年間をどのように過ごすかという力強い決意表明をスピーチしたという。
同協会の中村さんは「今年はよりパワーアップした大会にしたいと思う。狛江市には在住する外国人が少ないこともあり、市外在住の人を含め広域で募集している。市民の方には気軽に来場いただき、さまざまな外国人との交流を楽しんでほしい」と話す。
開催時間は13時~16時。応募締め切りは2月21日。出場定員は15人程度(多数の場合は抽選)。申し込みは狛江市企画財政部政策室協働調整担当(TEL 03-3430-1111 内線2454)まで。