小田急線狛江駅周辺で9月6日・7日、「狛江フェスティバル」が開催される。
駅前から会場への道しるべとして飾りつけされたLEDライトが点灯している様子
2005年から2009年まで行われた「狛江夏祭り」を市民がリニューアルして開催する同イベントは今回が初めて。地域の人々の交流を深めることを目的に企画運営は全て市民が行い、今まで地域を支えてきた年長者とこれからを担う次世代が協力し合うための新たな取り組みとして位置付ける。
当日は、狛江駅北口ロータリー脇にある「緑の三角広場」(狛江市元和泉1)と「泉龍寺」(同)の2会場を用意。「緑の三角広場」で行う「狛江ビアフェス2014」では、銘酒八海山が生んだビール「八海山 泉ビール」や国際ビール大賞金賞を受賞した「島根ビール びあへるん」など全国の地ビール約15種類を集めたビアガーデンを用意。そのほか、市内飲食店など10店舗がおつまみ屋台を出店する。
「泉龍寺」では「こまえワンダーランド」を開催。パフォーマンス披露や「ヘアアレンジ・メーク体験」「陶器の絵付け」「石ころアート」「組み木」などのワークショップブースを用意するほか、綿菓子、ポップコーン、焼きそばなどの屋台や被災地支援バザーや使用済みインクカートリッジやエコキャップなどのリサイクル回収なども行うという。
事務局の木村メガネさんは「地域はとかく年長者が中心になりがちだが、後継者の育成こそが年長者の役割と捉えている。このイベントをきっかけに、次世代には新しい風を狛江に吹かせてほしい」と話す。
プレイベントとして、8月25日から9月5日までは体験型ゲーム「狛江アドベンチャー」を開催。2つの指令を基に狛江を調査し任務を完了後、イベント当日に本部へ報告することで景品を進呈する。
開催時間は、両日とも15時~21時。ビール販売はチケット制(1枚400円)。小雨決行。「狛江アドベンチャー」の参加費は300円。問い合わせは、同実行委員」(木村メガネ、TEL 03-3480-9367)まで。