調布市せんがわ劇場（調布市仙川町1）で6月14日と7月4日、「子ども演劇プロジェクトN.G.A.」（武蔵野市、TEL 050-3636-1538）が「せんがわ特別ワークショップ」を開催する。

子ども演劇プロジェクトN.G.A.の舞台公演の様子

　N.G.A.（New Generation Attack！）は、「子どもはみんな天才」をモットーに2007年に発足した演劇教育スクール。4～18歳を対象に、演劇のレッスンによるコミュニケーション力と創造性の育成、劇本番による自己表現と協調性の開花を目指したプロジェクトで、これまで延べ5000人以上が参加している。現在の生徒数は約100人。

　同ワークショップは、鬼ごっこから始まる劇遊びやコミュニケーションを通し、自己表現の楽しさを体験する内容。

　そのほか、毎年夏に企画する「サマーステージ」の出演者も募集。夏休みに練習をして、8月20日～23日に同劇場で舞台公演を行う。タイトルは「family」で、毎年お盆に帰る母親の実家が取り壊されることが決まり、一族が大集合しドタバタとした出来事の中で描かれる「絆」の物語だ。

　同プロジェクト代表の久米さんは「海外では広く実践される演劇教育だが、日本ではあまり浸透していない。N.G.A.のサマーステージは毎年100人以上が参加している。未経験者も大歓迎。明日のスターは、君かもしれない」と参加を呼び掛ける。

　定員は各10人。ワークショップの開催時間は、6月14日＝14時～15時30分、7月4日＝18時～19時30分。参加無料（要申し込み）。サマーステージの参加募集受け付けは7月5日まで。公演のチケット料金は、大人＝1,800円、子ども＝800円。