調布の深大寺(調布市深大寺元町5)で7月18日~20日「深大寺鬼燈(ほおずき)まつり」が行われる。
今年で7年目を迎える同祭は、深大寺の由縁でもある深沙(じんじゃ)大王の縁日と延命観音の縁日に併せて開催。夏場の深大寺へ観光客を集めようと立ち上げた「鬼燈まつり実行委員会」がほおずき市を中心に、イベントなども用意する。
今年は、鉢や枝のほおずきを販売するほか、同寺の住職・張堂完俊さんの出身地である福島県須賀川市や石巻市、志布志市など東北や九州から出店する「復興物産展」、手芸、工芸、食品などの作家の作品を販売する「手作り市」、「調布よさこい」や猿回しなどの「パフォーマンスライブ」も用意する。19日・20日は都立調布北高校、19日のみ桐朋女子高校の生徒らがボランティアとして参加する。
「同寺に奉納されている8つの観音の意味を知るきっかけになれば」と僧が発案した、八観音をスタンプラリーで巡礼する「八観音巡り」も開催する。
同実行委員会の浅田修平さんは「今年は新たな試みとして、ほおずきを購入したお客さまに夏の厄よけそば(各日100食限定)を召し上がっていただく特典を用意する。深大寺の夏の魅力を堪能できるので、ぜひお出掛けいただきたい」と話す。
開催時間は10時~18時30分(20日は17時30分まで)。小雨決行。