調布市観光協会が現在、来年1月4日に行われる「第31回調布七福神めぐり」の申し込みを受け付けている。
同イベントは人々に福を授ける縁起の良い神様「七福神」を祭る寺院を巡り、約12キロの道のりを歩く縁起行事。七福神のある寺院を参拝すると、その年は福に満ちた一年になるとされていることから、毎年、市内外から約150人が参加している。
コースは、西光寺(大黒天)→大正寺(恵比寿神)→常性寺(布袋尊)→祇園寺(福禄寿)→深大寺(毘沙門天)→明照院(弁財天)→昌翁寺(寿老人)の順で、巡りながら市内の観光スポットも楽しむことができる。スタート地点になっている西光寺には正月7日間だけ公開される大黒天のほか、調布で生まれた新選組局長近藤勇の座像も安置されている。毘沙門天を祭る深大寺は縁結びの神様として拝まれ、福禄寿を祭る祇園寺には自由民権運動の板垣退助が自ら植えたと伝えられる「自由の松」がある。
参加者には記念バッジや当日利用できる深大寺そばの割引券も配布するほか、同市制60周年を記念して同協会から記念品も進呈する。
参加費は、一般=500円、当日申し込み=600円、中学生以下=300円(保険、資料代など)。交通費、昼食代、色紙代、御朱印などは個人負担。事前申し込みは12月22日まで。