調布の味の素スタジアムサブグラウンド「アミノバイタルフィールド」(調布市西町)で7月4日・5日、視覚障害者によるサッカー「ブラインドサッカー」の日本1(B1クラス)を決める「第8回日本障害者サッカー選手権B1大会」が開催される。
ブラインドサッカーは、視覚障害者が音声情報を頼りにフットサルを基にした競技で、1チーム4人のフィールドプレーヤーにゴールキーパー、コーチ、コーラーの7人が1チームとなり、フィールドプレーヤーは視力の差を公平にするためにアイマスクを装着する。ゴールキーパーとコーチ、コーラーは健常者がその役割を担い、ボールに入った特殊な鈴の音とプレーヤー同士やコーチなどからガイドを聞き取ってプレーを進める。
プレーヤーにとってサッカーが楽しいのはもちろん、普段の生活では難しい自らの判断での動きや走り回ったりすることができ、さらにチーム内で深められていくきずなもプレーの魅力だという。同大会実行委員長の井口健司さんは「ブラインドサッカーは見れば驚きを与えてくれるスポーツ。わたしたちは視覚に頼らないとサッカーはもちろん、歩いたり走ったりすることにも不安を感じる。会場ではダイナミックなプレーが見られるので、ぜひ観戦してほしい」と話す。
大会期間中は入場自由。観戦無料。