調布・日活撮影所で「シナリオ講座」-第一線で活躍の監督らも講義

昨年の「夏の公開講座」でスピーチをする小山内美江子さん(右)と、同協会常務理事・加藤正人さん

昨年の「夏の公開講座」でスピーチをする小山内美江子さん(右)と、同協会常務理事・加藤正人さん

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 日活撮影所(調布市染地2)で7月18日~20日、シナリオ協会主催の「夏の公開講座」が開かれる。

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講座は、ドラマや映画に興味のある人を対象に毎年開催しているもので、今年で25年目を迎える。プロのシナリオライターによる実作指導や、映像世界の第一線で活躍中の監督・演出家・プロデューサーなどが特別講義を行う。

 実作指導では、同協会の通信講座委員が受講生の作品を添削指導。今年の講師は、シナリオ作家の井上登紀子さん、北川哲史さん、久保田圭司さん、中野顕彰さん、森下直さんを予定する。

 特別講義の講師は以下の通り。連続テレビ小説「だんだん」などの脚本家・森脇京子さん=「脚本を書くということ」、映画「デスノート」などの監督・金子修介さん=「私の映画の脚本委について」、ドラマ「ホカベン」の脚本監修を務めた小説家・劇作家・演出家の秦建日子さん=「私のシナリオ作法」、テレビ朝日プロデューサーの内山聖子さん=「プロデューサーという仕事について」。

 最終日の懇親パーティーでは、ドラマ「3年B組金八先生」の脚本家・小山内美江子さん(シナリオ通信講座学長)や、ドラマ「太陽にほえろ!」の脚本や劇場版「ルパン三世」「名探偵コナン」の製作などを手がける柏原寛司さんの参加も予定されている。今年は会場となる日活撮影所の見学もできる。

 同協会の担当者は「調布は映画文化が根付いている街で、映画に関心を持つ人も多いと思う。受講に年齢制限はなく誰でも参加できるカリキュラムなので、映画に少しでも興味のある人はぜひ参加して、脚本を書く楽しさを知ってほしい」と話す。

 受講料は32,000円。問い合わせは同協会事務局(TEL 03-3584-1901)まで。

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