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調布で「ダンボールからうまれたいきもの展」 ワークショップでオリジナル作品制作も

段ボールからダイナミックな作品を作り出す造形作家・玉田多紀さんの作品

段ボールからダイナミックな作品を作り出す造形作家・玉田多紀さんの作品

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)1階展示室で現在、「ダンボールからうまれたいきもの展~造形作家玉田多紀の世界~」が開催されている。

現在、開催されている「ダンボールからうまれたいきもの展~造形作家玉田多紀の世界~」

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 段ボールからダイナミックな作品を作り出す造形作家・玉田多紀さんの作品を展示する同展。全国各地のギャラリーをはじめ、動物園や小学校、海外のイベントでも活躍している玉田さんは、「新たな再生の形」をテーマに、捨てられるはずの段ボールという身近な素材を使い、動植物や人物の作品を多数制作。段ボール紙の素材感を損なわないよう、少しの色の違いを使い分け着彩はしないのが特徴。

 同展では、ライオンやサイなど動物園の人気者に加え、全長5メートルもある巨大なブラキオサウルスやジンベイザメなど、さまざまな生き物の作品を展示。7月16日・17日には、段ボールで好きな生き物を作成できるワークショップ「いきものをつくろう」を開催する。

 玉田さんは「どこにでもあるただの段ボールが、木彫りのような粘土のような不思議な質感の生き物に生まれ変わる面白さに魅了され、10年間制作してきた。一つの素材の可能性に挑戦するとともに、紙と密接に関わってきた日本人の手業にも着目していただけると幸い」とコメントする。

 開催時間は10~18時(金曜日=20時まで)。入場無料。6月27日・28日休館。ワークショップは参加費500円。要申し込み。7月24日まで。

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