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調布・京王多摩川に深夜営業の鮮魚店 口コミで盛況、連日完売

深夜営業の鮮魚店「鮮魚えびす 京王多摩川」外観の様子

深夜営業の鮮魚店「鮮魚えびす 京王多摩川」外観の様子

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 調布市の京王多摩川駅近くに10月4日、深夜営業の鮮魚店「鮮魚えびす 京王多摩川」(調布市多摩川5)がオープンした。

「刺身盛」1,000円分のおまかせ。鮪中落ち、ほたて、たこなど

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 渋谷区笹塚で30年以上続く繁盛店「鮮魚えびす」の2代目で、「魚食スペシャリスト」や「食育マイスター」の資格を持つ小林真さんが、笹塚店閉店後、帰宅の途中で21時から営業する同店。「物心ついた時から魚好き」と話す小林さんの目利きで、その日に築地で仕入れた鮮魚の中から、同店向きに安くて良いものを見つくろい、自身で運んで店頭に並べている。

 深夜コンビニに寄って帰宅する客層を狙い、「笹塚の支店というよりは趣味の延長で、一人でゆっくりやるつもりだった」と話す小林さんだが、来店2回目という仕事帰りの男性は「オープン準備中から気になっていて期待通りの店だった。近所にできて本当にうれしい」と話すなど、口コミで「深夜でも新鮮でおいしいお刺し身が買える」とすぐに評判になり、最近では開店準備で品物を並べるそばから次々に売れていく。すでにリピーターも多く、連日完売だという。 

 品ぞろえは仕入れによるが、鮮魚は主に「刺し身盛」(1人前650円~)、「刺し身盛ミニ」(450円)、「鮪なかおち」(300円)、「北海道活ほたて」(350円)、「自家製しめさば」(350円)、「あじなめろう」(450円)など。焼き物は「炙(あぶ)りほたてバター」(350円)、「ぎんだら西京漬け」(500円)など。「絶品大あじフライ」(250円)、「ほたてフライ」(200円)などの揚げ物や「本日の煮貝」(250円)、「カマ煮」(200円)などの煮物、「自家製塩辛」(200円)や、「ひもキュー」(250円)などの自家製珍味もそろえ、商品は店内で食べることもできる。

 小林さんは「『笹塚』があるので、良い物を安く提供できる。夜買って、翌日も十分食べられる。たくさんは持って来られないので、地元の魚屋さんとして毎日ちょっとずつ買いに来てもらえる店になれば」と話す。

 営業時間は、月曜・火曜・木曜=15時~17時、21時~24時、水曜・金曜・土曜=21時~24時(変動あり)。日曜・祝日定休。

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