調布市深大寺の日本料理店「深大寺 水神苑」(調布市深大寺元町5、TEL 042-486-0811)で1月28日、映画と和食のイベント「深大寺名画座」が開催される。
「映画のまち調布」を盛り上げるイベントとして1年の準備期間を経て実現した同イベント。調布市民になじみの深い日活撮影所の映画に、深大寺で創業50年の料亭の料理を組み合わせ、五感で楽しむ映画と和食のイベントを企画した。
上映作品は、斎藤武市監督・吉永小百合さん主演の「愛と死を見つめて」(1964年/モノクロ、118分)。ゲスト解説に女優の津島令子さんを迎え、日活製作配給の純愛ロマン作品を鑑賞後、ゲストを囲み、薬膳料理を提供する。
料理は、同料亭の季節の御膳1月「雪見膳」をベースにした、前菜、造り、煮物、揚げ物、食事、デザートを用意。仕入れの状況により内容は変わるが、紅ズワイガニ、寒ブリ、カキなど冬の味覚のほか「雪割蕎麦(ソバ)」など、季節を感じられ目で雪を楽しむ彩りと盛り付けが鮮やかな御膳を提供するという。
同企画担当の藤田才門さんは「水神苑初の映画イベント。第1回目は日活映画不朽の名作『愛と死をみつめて』。今から53年前の吉永小百合さんの主演作で、モノクロだが引き込まれる魅力で時間を忘れる作品。当時青春だった世代の方々はもちろん、若い世代の方にもぜひ見ていただきたい映画」と話す。
開演時間は16時~20時ごろ。料金は6,400円(食事代含む)。参加申し込みは今月25日まで。