調布のつつじヶ丘駅近く富士見街に1月6日、メタルBAR「鋼鉄屋（こうてつや）」（調布市西つつじヶ丘3、TEL　042-444-0873）がオープンした。

鋼鉄をふんだんに使った「鋼鉄屋」店内の様子

　同店オーナーのアキラさんは長年メタルファンでロックバーに通っていたが、そこでメタルをリクエストして嫌がられたことや自分と同じ1980～1990年代のメタルブームを経験した40～50歳代に隠れメタルファンがいることを感じ、周囲に気兼ねすることなくメタルを楽しむことができる「音楽と映像の空間」をつくりたいと同店のコンセプトが決まった。

　建設工事に携わるアキラさんが知人にも手伝ってもらい、古い店舗を改装。工事の足場に使う単管パイプを配置し、鉄筋を溶接してカウンターの天板にするなど「鋼鉄」をふんだんに使い、「魂を込めた」店内に仕上がった。店舗面積は約5坪で、カウンター4席とテーブル4席を配置する。外装はこれから着手し、店内のディスプレーも増やしていく予定。

　音楽はメタル以外も用意し、男子禁制ガールズナイトを設けて女子だけで盛り上がってもらう場も試験的に提供。メニューは飲み物のみで、ビール（BASS PALE ALE、500円）、ウイスキー（WILD TURKEY、1,000円）、日本酒（1,000円）、ラム（EL DORADO 43°、1,500円）、ジン（HENDRICK’S 44°、1,000円）、テキーラ各種（500円）などを用意する。チャージは500円。

　アキラさんは「メタルBARと言っても、メタルにこだわることなくゆったりと好きな音楽に浸ってほしい。10年かけて店づくりして、地元の人に受け入れてもらえるお店にしたい」と話す。

　営業時間は20時～不定時。ツイッターで閉店時刻・休業日を告知する。