調布駅北口の商店会「上布田商栄会」で5月23日から、同市在住の漫画家・水木しげるさんが描いた漫画のパネルが展示されている。
同市の風景や同商店会に実在する店舗などが描かれた水木作品のページを縦84センチ、横59センチのパネルにして、加盟する20店の店先に設置。「鬼太郎 調布まちなかパネル展」と題して展示店舗を紹介する地図も作成した。
同企画はNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の影響から同市を訪れる観光客が増えたことから、同商店会の活性化を目的に企画。同商店会の地域内に開設した「調布市観光案内 ぬくもりステーション」のオープン日に合わせて展示を始めたところ、連日、地図を手にした観光客や市民などでにぎわいをみせている。
同商店会の谷中邦彦さんは「水木先生の作品には多くの調布風景が盛り込まれている。ゆっくりと歩きながら作品と実在の街並みを比べて楽しんでもらえれば」と話す。
展示は9月下旬まで。