![芳しい香りと、色も姿もさまざまな梅の花が楽しめる「うめ園」(昨年)](https://images.keizai.biz/chofu_keizai/headline/1738887143_photo.jpg)
早咲きの梅が見頃を迎えている都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で2月11日、「梅まつり」が始まる。
同じ木に白色・薄紅色・赤色などの花を咲かせる「輪違い」(昨年)
同園の「うめ園」の特徴は、日本に古くから伝わる園芸品種が多いこと。一本の木に違う色の花を咲かせる「輪違い(りんちがい)」や一重で澄んだ白色の「月影」など約70品種160本の梅が順次、開花する。ガイドボランティアが「うめ園」を中心に園内の見どころを案内する「うめ園ガイドツアー」を16日、20日、22日に行う(10時30分と13時30分から約60分間、荒天中止)。
23日は、芝生広場(雨天時は植物会館集会室)で「うめコンサート」を開く(11時15分と14時15分から約30分間)。芝有維さん(しの笛・能管)と石井香奈さん(箏)が梅をイメージした「みやびな曲」を演奏する。
期間中の土曜・日曜・祝日は、うめ園周辺で軽食や温かい飲み物を販売するキッチンカー「梅見茶屋」も出店する(10時~16時、雨天中止)。
広報の土方千鶴さんは「うめ園が花盛りを迎えると、メジロなどの野鳥も訪れてにぎやかになる。春の訪れを感じながら風情ある梅の景色を楽しんでいただければ」と話す。
開園時間は9時30分~17時(最終入園16時)。月曜(祝日の場合は翌日)休園。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。3月2日まで。