「第3回 調布こども屋台選手権」が2月24日、トリエ京王調布C館横の「てつみち」で開催される。

「調布一美味しい！カリッとコロコロハットグ」（Ishiwara43）

　子どもたちがチームでメニューを考え、原価計算から商品作り、販売、売り上げ管理までの全工程に携わりながら屋台の経営を体験する同イベント。商売の楽しさや社会の仕組みを学ぶことを目的とし、全国で地域の特色を生かして開催され、注目を集めている。調布市では同市の商工会青年部が主催する。

　3回目となる今回は、小学4年生～6年生の6人～8人で構成される8チームが参加。販売数合計約2000食を目標に、当日の来場者による投票などを元に「最優秀グランプリ」「グランプリ」「特別審査員賞」「地産地消賞」を決定する。

　メニューは全てオリジナルで、「しょうが香る塩レモン焼きそば」「辛さ選べるぼく（ギョーザ）タッカルビ」「鶏ムネ肉と小松菜の汁なしラーメン」「調布一おいしい！カリッとコロコロハットグ」「お肉たっぷりタコス春巻き」「ラッキーもちまるラーでん」「目玉のワンタンスープ」「こだわりだしのMGラーメン」の8品。来場者は投票券付きで3食分に利用できる食券（1,300円）を購入し、食事や投票に参加できる。

　「こだわりだしのMGラーメン」を提供する「MGイイヤツ」は、「同じ野球チームで高め合ってきた団結力を生かし、温かいこだわりスープを武器に頑張りたい。ぜひ、麺をすする音とともに味わってほしい」とアピールする。

　実行委員長の室賀祥護さんは「過去2回、子どもたちが一生懸命屋台に立ち、真剣に料理を作り協力する姿からは、大人も多くのことを学ばせてもらった。味も見た目も引けを取らない料理合戦を会場で応援し、楽しんでほしい」と話す。

　開催時間は11時～14時で、表彰式は14時30分～15時を予定。