
府中市制施行70周年のフィナーレを飾るイベント「Fuchu Balloon Festival(府中バルーンフェスティバル)」が3月23日、けやき並木通りで開催される。イベントに先駆け、ブースを設けてバルーンに夢を書く参加者を募集している。
同市は1954(昭和29)年4月1日、府中町・多磨村・西府村の1町2村が合併し誕生した。昨年4月に市制施行70周年を迎えたことを祝い、1年間にわたり市内各所でさまざまな記念イベントを開催してきた。フィナーレ事業は市民(在住・在学・在勤)から募ったアイデアで決まった。
イベントでは30年後の100周年を見据えて「ふくらむ夢 つなげる未来」をテーマに、5000人の夢を書いた風船で「夢バルーンウォール」を制作して飾る。風船に夢を書くブースを15日・16日と20日、「ミッテン府中」9階イベントスペースと「市民活動センタープラッツ」5階に設ける(10時~16時)。20日はけやき並木通り(フェアトレードフェス内、13時~16時)、23日はイベント会場(11時~13時30分)でも募集する。風船に書く夢は文字でも絵でも良く、幼い子どもも参加できる。
「夢バルーンウォール」は23日15時40分ごろ、フィナーレセレモニーで完成させ、16時30分まで展示する。セレモニーは「けやき並木通り特設ステージ」で開催し、サックス四重奏やダンスとバルーンのコラボショー、子どもたちの夢の発表なども行う(15時~16時)。
当日は府中駅周辺のさまざまな会場で、パフォーマーの「バルーンショー」や菓子入りバルーンを配布する「グリーティング」、500個の記念バルーンが降る「バルーンドロップ」を行う。バルーンのマスカラやリュックサックを作る「ワークショップ」を事前予約制で開く。申し込みは18日から、専用サイトで受け付ける(4回開催、先着各20組)。
会場には「未来・夢」をテーマしたバルーン作品と写真撮影できる「フォトスポット」(ベビー専用エリアあり)や、環境とバルーンについて学べるクイズ付き「バルーンの木」を設置する。「バルーンくじ」「バルーンつかみ取り」(各200円)、プロ用バルーンポンプ(1個500円)も販売。イベントやスポットを巡り7つのキーワードを集めた先着300人に、菓子の詰め合わせと70周年記念トートバッグを進呈する。
イベントの開催時間は11時~16時。