
東京では3月24日にソメイヨシノの開花宣言が発表され、現在、調布市内各所でも桜が咲き始め、間もなく見頃を迎える。
歩道橋から見えるスタジアム通り、桜並木のトンネル 昨年の様子
19日には積雪が観測された東京だが、23日は高気圧に覆われ、都心では25.1度を記録し、今年初の夏日となった。その後も春を先取りした暖かい日が続き、調布市内のソメイヨシノの開花も進んでいる。
「桜堤通り」には、京王線多摩川駅から日活撮影所までの約1キロにわたり、140本のソメイヨシノが並ぶ。そのほか、多摩川沿いの土手、深大寺周辺や野川沿いの遊歩道、都立神代植物公園や都立野川公園など市内には桜の名所が多く、市民らは花見の季節を心待ちにしている。
他にも、味の素スタジアム(調布市西町)、武蔵野の森総合スポーツプラザが位置する「スタジアム通り」には約300本の桜並木がある。開花の時期は、普段以上にジョギング・ウオーキングを楽しむ人が増え、桜並木のトンネルは撮影スポットとして人気を集める。
Jリーグ第7節となる29日には、FC東京がホームの味スタで川崎フロンターレと対戦。スタジアムに続く歩道橋からは桜を一望できるため、サポーターは試合とともに見頃になった桜も楽しめる。
ソメイヨシノは開花から1週間ほどで見頃になり、新生活が始まる4月に彩りを添える。