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狛江のビールスタンドが1周年 常連客が栽培する果物使った記念ビールも

「籠屋ビールスタンド」の特注タップで注ぐビール

「籠屋ビールスタンド」の特注タップで注ぐビール

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 老舗酒販店が手がけるクラフトビール専門店「籠屋ビールスタンド」(狛江市東和泉3)が4月6日で1周年を迎える。

「籠屋ビールスタンド」の責任者でビール醸造家の恩田優也さん

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 1902(明治35)年創業の酒販店「籠屋秋元商店」は、2017(平成29)年にビールの醸造所を新設し、「籠屋ブルワリー」としてクラフトビールの自家醸造を始めた。ブルワリーの一角に酵母を培養する研究室を設け、「和食に合わせる日本のビール」をコンセプトに数々のビールを開発。吉野(よしの)杉の木桶を使い日本酒造りの技術を応用して醸造する「和轍 (わだち)」や地域の女性たちと開発した初の缶ビール「華休(はなやすめ)」などの定番のほか、限定品など常時6種ほどのビールを醸造する。

 ビールは併設するレストラン「籠屋たすく」や酒販店の本店・支店で主に販売してきたが、最寄りの小田急線和泉多摩川駅前商店街のにぎわいが年々少なくなっていると感じ、「街を盛り上げるきっかけになれば」との思いから、2024年、同商店街に造りたてのビールを提供する同店をオープン。「人と人、人と自然をつなぐ」ことをコンセプトに、地域のビール好きが気軽に立ち寄れる店を目指している。

 店内には、きめ細かな泡をつげる特注のビールタップを設置。日替わりで4種類のクラフトビールを用意し、それぞれのビールに適した温度やつぎ方で提供する。営業中はクラフトビールの造り手が店に立ち、来店客と交流。「リピーターが増え、客との距離が近くなっていると感じる」と醸造責任者の江上裕士さんは1年を振り返る。

 4月9日~13日には、1周年を記念したイベントを実施する。限定ビールとして、常連客が運営する果樹園で収穫した果物「不知火(しらぬい)」を使った記念ビールを提供し、商店街の店とコラボした料理を用意するほか、くじ引きなども企画。

 江上さんは「今後、商店街の店と連携を強め、ビールに合う料理の提供に注力することを考えている。地域の方々や、すぐ近くの多摩川沿いを走るランナーが気軽に立ち寄れる場所として、さらにビール好きでにぎわう店、にぎわう街にしていけたら」と話す。

 営業時間は、水曜~金曜=16時~22時、土曜=14時~22時、日曜=14時~21時。月曜・火曜定休。

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