
都立狛江高校(狛江市元和泉3)ダンス部が8月29日、「第13回全国高等学校ダンス部選手権」の決勝大会へ2チームそろって出場する。
6月に開催された関東地方大会での様子 「土煙(つちけむり)」
「全国高等学校ダンス部選手権(DANCE CLUB CHAMPIONSHIP)」はエイベックス(港区)が主催する高校ダンス部の日本一を決める日本最大規模の大会。2013(平成25)年に始まり、今年で13年目となる同大会は、ダンス技術のみを競い合うのでなく、漢字2文字のテーマをダンスで表現する独自の審査基準を設けることで、ダンスにとって重要な表現力や独創性のほか、主体性や協調性を育むことを目指すダンス版「夏の甲子園」。
6月8日の九州大会を皮切りに、東北、関東、中部、関西の5エリアで行われた地方予選大会と、オンラインによる予選大会を実施。全国各地から勝ち上がってきた全36チームが、8月29日に東京ガーデンシアター(江東区)で開催される決勝大会へ出場する。
2チームそろって決勝進出となった同校ダンス部は、1973(昭和48)年の校年度に創部され、現在の部員数は118人。半世紀以上続く歴史の中で数々の賞を受賞してきた。同大会では、チームごとに漢字2文字をテーマにしたダンスを披露。作品テーマ「僕跡(ぼくのこと)」では、「これは僕たちのこと。勝ち、負け、楽しいこともつらいことも、その経験は全て僕たちが生きてきた跡」という、高校生活の経験そのものを表現。「土煙(つちけむり)」では、「『もう負けない。』そう決めたあの時から、我武者羅(がむしゃら)にもがき続ける。その勢いで舞き起こった『土煙』」をテーマに、勝利への渇望と力強い意志を表現し、卒業生3人のコーチの指導の下、全国優勝を目指す。
チケットは、ルシアプレミアムシート・引越革命プレミアムエリア=8,250円、一般チケット1日通し券=7,700円、一般チケットFINALSTAGE券=4,400円。