買う

調布・深大寺に文具店「ペーパーアンドプリント」 オリジナル文具など販売

文具店「Paper & Print」で扱う「SlideNote」 サイズは3種類

文具店「Paper & Print」で扱う「SlideNote」 サイズは3種類

  • 6

  •  

 オリジナルの文具などを扱う店「Paper & Print(ペーパー・アンド・プリント)」(調布市深大寺東町2)が10月7日、小田急バス「晃華学園東」停留所に隣接する複合施設「meedo(みいど)」内にオープンした。

文具店「Paper & Print」を手がける研恒社の神崎太一郎社長

[広告]

 経営は1970(昭和45)年創業の印刷会社「研恒社」(千代田区)。同社では、印刷事業のほか、紙の知識や印刷技術を生かした文房具の企画・製造・販売を行っている。2020年、使い切れずに放置されていた子どもの学校ノートをヒントに、金属クリップを使ったスライド式リングレスノート「SlideNote(スライドノート)」を開発。グッドデザイン賞など各種の賞も受賞した。

 2022年には文具ファンが集まる人気イベント「文具女子博」に初出店し、予想を上回る反響を得て、全国各地の同イベントに出店するようになった。同イベントでは、客の声を取り入れた限定色の商品も用意。手作業の工程が多い生産の一部は、同社の神崎太一郎社長の実家で行っていたが、今回、生産量の増加に対応する生産拠点兼、商品を手にとって確かめてもらえる直営店として同店を開いた。

 店内では、同商品(1,760円~)のほか、「万年筆のために開発された用紙」「薄くても丈夫な半透明の用紙」「国産の竹から作られた用紙」など、特徴のある14種類のリフィル用紙も販売する。印刷会社ならではの紙を使った一筆箋や、73色で刷り上げたノートなど、「kaku souvenir(カクスーベニア)」ブランドとして展開する文具も用意。海外展示会で知り合ったメーカーの、日本では珍しい顔料ペンやアルコールマーカーなども取り扱う。

 神崎社長は「新感覚のスライドノートの感触を店頭で確かめていただければ。地域に根ざした体験なども用意し、子どもに関わる商品づくりにも取り組んでいきたい」と話す。

 営業時間は、火曜・木曜・金曜=14時~16時、水曜(不定期)=19時~21時。月曜・土曜・日曜定休。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース