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調布で「農業まつり」 地元農産物の「宝船」や展示品評会も

「調布市農業まつり」のシンボル「宝船」 昨年の作品

「調布市農業まつり」のシンボル「宝船」 昨年の作品

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 調布市産の農産物のイベント「第47回調布市農業まつり」が11月15日・16日の2日間、調布市役所前庭で開催される。

昨年の「調布市農業まつり」品評会の特賞シール 調布市長賞は山内美香さんの柿

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 実りの秋の恒例行事で、今回で47回目を迎える同イベント。市内では約180戸の農家が幅広い種類の農産物を「丹精込めて」育て、市内の販売所や学校給食などに出荷している。イベントを通して市民と触れ合い、都市農業への理解を深めてもらい、農家の生産技術や意欲の向上につなげようと毎年開催している。

 イベントの目玉は、市内産の野菜を使って作る巨大な「宝船」。農家が協力して制作し、展示後の16日の午後には、毎年行列ができる人気企画「宝分け」としてチャリティー即売を行う。農産物の展示品評会も行い、審査で特賞を決める。全出品の中から上位4品目を生産した農家に「特賞受賞」のシールを贈る。出品された農産物は16日午後から即売する。

 そのほか、採れたて野菜の即売や袋詰め販売、野菜たっぷりの豚汁販売なども用意。「農業なんでも相談」コーナーでは家庭菜園の相談にも対応。さらに、野菜の名前当てクイズ、祭りばやし、くすのきホールでの舞踊大会などがイベントを盛り上げる。

 実行委員会の一人は「市内の採れたて野菜のおいしさを味わってほしい。農家の皆さんは気候変動や物価高など難しい環境の中、新鮮な野菜を届けてくれている。47回目となった歴史あるこのイベントをきっかけに、市内の農業への理解を深めてもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~15時。入場無料。

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