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狛江の多摩川河川敷でリレーマラソンと利き酒のイベント 5つの酒蔵も参加

「多摩川120分耐久リレーマラソンと酒の会」 昨年のマラソンの様子

「多摩川120分耐久リレーマラソンと酒の会」 昨年のマラソンの様子

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 酒好きランナーのためのイベント「第2回多摩川120分耐久リレーマラソンと酒の会」が11月24日、多摩川緑地公園グラウンド(狛江市緒方4)周辺で開催される。主催は狛江市陸上競技協会。

「多摩川120分耐久リレーマラソンと酒の会」 昨年の蔵元と運営スタッフ

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 同協会と「狛江でおいしい地酒を楽しむ会」がコラボレーションし、昨年初開催したリレーマラソンと利き酒の複合イベント。狛江市では毎年、市内在住・在勤数百人が参加するマラソン大会を開催しており、「市外の人も参加できる独自のマラソン大会を開きたい」と企画した。狛江の豊かな自然と地域資源を掛け合わせ、多摩川河川敷のグラウンドを使ったマラソンと、1902(明治35)年創業の老舗酒販店「籠屋秋元商店」が取りそろえる地酒の利き酒を楽しむイベントとして始まった。

 1人~5人のチームで出場。マラソンでは1周約900メートルのコースをリレー形式でタスキをつなぎ、120分間の周回数を競う。リレーマラソン終了後の「酒の会」では、酒蔵直送の日本酒と焼酎の利き酒を行い、マラソン成績と利き酒正解数の総合得点で最終順位を決める。

 昨年は41チーム、170人以上が参加。マラソンで上位ではないチームが利き酒で点数を伸ばし、逆転優勝した。「狛江でおいしい地酒を楽しむ会」は30年以上前に発足し、定期的にイベントを開いているが、「参加者が皆楽しそうで、満足度がこれまでで最も高かった」と運営スタッフが口をそろえる。

 昨年に引き続き、蔵元もマラソンから参加。今年は「助っ人」としてチームに加わり、参加者との交流を楽しめるようにした。蔵元の顔ぶれは昨年から変え、日本酒の「八海醸造」(新潟)、「熊澤酒造」(神奈川)、「小松酒造」(佐賀)、焼酎の「坂下酒造」(八丈島)、「常徳屋酒造場」(大分)の5蔵が参加する。

 同協会の松葉優理事長は「今年も事故なく、楽しく走って、楽しく飲んでもらえれば。今後は酒蔵の地域で開催するなど、陸上を通して地方を盛り上げる取り組みも考えていきたい」と話す。

 開催時間は9時~14時30分。参加申し込みは11月16日まで受け付ける。

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