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調布にカフェ「ミツコ」 異国情緒あふれる空間で自家製ツナトーストなど

冬季限定のランチメニュー「鶏のモロッコ風煮込み」はパンとサラダ付き

冬季限定のランチメニュー「鶏のモロッコ風煮込み」はパンとサラダ付き

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 モーニングとランチがメインのカフェ「ミツコ」(調布市布田1)が11月4日、調布駅近くにオープンした。

カフェ「ミツコ」の店内

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 1980年代にオープンし、「カフェ併設の輸入雑貨店」の先駆けと言われた「F.O.B COOP(フォブコープ」(港区、現在は閉店)で働いた経験を持つ鈴木さん。いつかカフェを開きたいと夢抱きながら、4年前、文化や歴史ある調布に引かれ家族と移り住んだ。個人経営の店が少ないと感じた鈴木さんは市内で物件を探し、同所に念願のカフェをオープン。かつての同僚と2人で切り盛りする。

 同店のモーニングでは「昔ながらの喫茶店」をイメージし、自家製トマトソースを使ったシンプルなピザトーストと、生マグロをオリーブオイルとハーブで煮込んだ自家製ツナトーストの2種類を用意。ランチで提供する「鶏のモロッコ風煮込み」は、国産レモンを使い、皮ごと煮込むことで「レモンの酸味や渋みが楽しめるメニューに仕上げた」という。

 店舗面積は約13坪で、カウンターとテーブル合わせて15席を用意。店で使う食器類は、旅行が趣味の鈴木さんがベトナムで買い付けたものや、スペインやイタリアのレストランで使われていたものなどを組み合わせ、インテリアはインドやモロッコの家具を配置。ヨーロッパやアジアのテイストをミックスした「異国情緒あふれる空間」にしつらえた。今後は「旅先で出合った雑貨などを店頭で販売できたら」と話す。

 メニューは、モーニングの「ピザトースト」(600円)、「ツナトースト」(650円)、ランチはヨーグルトベースの「チキンカレー(サラダ付き)」(1,100円)、冬季限定の「鶏のモロッコ風煮込み(パン・サラダ付き)」(1,300円)のほか、「バナナシナモン」「紅茶のケーキ」などの自家製焼き菓子を提供する。ドリンクは、ハンドドリップの「コーヒー」(500円)、「ホットカフェオレ」「ホットテオレ」(以上550円)、「シードル(グラス)」(680円)、「グラスワイン」(650円~)、「ビール一番搾り(小瓶)」(630円)などを用意し、今後もメニューを増やしていく予定。

 鈴木さんは「オープン前からどんな店なのか、たくさんの方から聞かれた『ミツコ』の由来は、もともと飼い猫に付けようと思っていた名前。結局使わず店名に付け、わが子のように店を育てていきたい。一人でもゆっくり過ごせ、近所の方に愛される店になれたら」と話す。

 営業時間は8時~18時(モーニング=8時~10時30分、ランチ=11時30分~14時30分)。

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