調布・仙川駅近くのカレー店「魔女のカレー」(調布市仙川町1、TEL 03-3307-6251)が8月24日、エンターテインメント・ファミリーダイニング「魔女のキッチン」(調布市入間町2、TEL 03-5969-8521)をオープンした。
店舗面積は約40坪で、テーブル席22席、座敷席28席を用意する同店は、音響機器を備えた約12畳のステージを完備。ステージは無料で貸し出し、ライブや舞台、貸し切りパーティーなどにも対応する。
ランチタイムには、オーナー・原口美穂さん(54)の手料理をメーンに、ご飯、みそ汁に副菜一品を添えて日替わりのサービスランチを提供。「昔から、安くてボリュームがあると喜んでくれていた客を裏切れない」と価格はワンコイン(500円)にした。
ディナーは、長男・勢(ちから)さん(28)の創作バーベキュー料理がメーンで、特注したという「凹み鉄板」にトマトやエビ、タコにチーズをかけてグリルしたものにバケットを添える。「はんごうde炊き込みご飯」(880円)は、飯ごうで炊いたものをそのまま提供する。長女の佳菜さん(24)はオリジナルスイーツを開発中で、親子3人がそれぞれの持ち味を生かしたメニュー展開することで、幅広い年代の来店を狙う。
「魔女のカレー」でかつて好評だった「ビーフカレー」(900円)も復活。テレビ番組などで取り上げられたカレーラーメンに人気が集中する中、同メニューはファンに惜しまれながら消えていたもの。オープン後には昔の味を知る客がすぐに来店するなど、知る人ぞ知る定番メニュー目当てに客が増えると期待する。
原口さんは「ステージのある店を持ちたかった。息子は音楽、娘はダンス活動をしているので、発表の場を探している人が多いことをよく知っている。近くの音楽大学の学生や地域の方々に気軽に使ってほしい」と話す。
営業時間は11時30分~14時30分、17時~24時。木曜定休。