調布の観光案内所「ぬくもりステーション」期間延長-調布PR強化へ

期間延長が決まった調布市観光案内所「ぬくもりステーション」。

期間延長が決まった調布市観光案内所「ぬくもりステーション」。

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 今月末で閉所を予定していた調布市観光案内所「ぬくもりステーション」(調布市布田1)が来年3月末まで、期間を延長することが決定した。

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 今年5月にNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」に合わせ、9月末までの期間限定でオープンした同観光案内所。水木しげるパネル展や「ゲゲゲの鬼太郎特別住民票」の特別交付コーナー、調布物産コーナーや「ゲゲゲの鬼太郎」グッズの販売など、さまざまな企画で調布のPRを行ってきた。

 「ゲゲゲの女房」は第1話の視聴率が14.8%だったが6月には20%を超え、最終回では23.6%を記録し、平均視聴率は2004年以降第3位となった。市内ではテレビや雑誌などで紹介され、地域では「ゲゲゲ」を組み込むイベントが増加。同観光案内所にも観光客の来場が増え、来場者は9月末で5万人になると見込んでいる。

 地元住民からの「ドラマ終了とともに調布市のPRも終了してしまうのはもったいない」という声や来場客から延長の要望もあるなど、同市の観光PR強化を目的に営業期間の延長が実現した。

 今月末で終了と聞いて訪れた市内在住の女性は「期間延長と聞いて安心した。友人が遊びに来ることも多くなったので、観光案内所が続いてくれるのはうれしい。『ゲゲゲの女房』以外でも調布の見どころをもっとPRしてもらえれば」と話す。

 営業時間は10時~19時。毎月第4月曜定休(年末年始は休業)。

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